大阪府箕面市桜井 山本動物病院 日本獣医がん学会腫瘍科認定医

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「がん」と知らされてあきらめていませんか?dog

 近年、ペットは家族一員として愛情の中で育てられていることにより寿命も延びてきています。そこで、新たに増加してきている病気の一つががんです。

 しかし、がん と聞くと目の前が真っ暗になり“もう終わりなんだ”という絶望感に襲われるのは人医の世界でも同様の事です。でも、ここであきらめないでください!医学の進歩とともに獣医腫瘍学もここ数年で急速に進歩してきています。そして今なお世界中の腫瘍専門医達により更なる試みがなされています。

 そんな中、“とりあえず取ってみましょう”と安易にメスを入れる時代は終わり、腫瘍の種類と進行度をしっかり診断した後、治療目的を明らかにした上でその適切な治療法を飼い主さんと共に選択してゆきます。この時、大切なことは飼い主さんに少しの疑問もあってはいけない、ということです。そのため御理解していただくまで、獣医腫瘍科認定医とじっくりと話し合うことが大切な事と私は考えております。

 当院での治療は、きちんとした診断をつけることから始まります。がんの診断をつけるには、血球検査、生化学検査、胸部・腹部レントゲンや超音波検査等による全身状態の評価と細胞診または病理組織検査が必要です。これらの検査は治療のプランには必要不可欠なものとなります。また、最近ではリンパ腫や肥満細胞腫などでは遺伝子検査に基づいた治療が行われるようになりました。これらのデータを元に、「TNM分類、ステージ分類」をし、いくつかの治療プランを立てます。

■がん治療の三つの目的
1.根治治療 外科切除や化学療法などによって根治を目指す 治療
2.緩和治療 根治の確率は低くても、より良い生活の質
 「Quality of Life」をもって生存期間を延ばす治療。
3.対症治療 将来やってくる痛みや苦しみを考え、現在の
 「Quality of Life」を維持することを目指す治療。

 その子にとって最善の治療とは、持っている病気の病期(ステージ)によって異なります。 例えば、複数の肺転移があって状態の悪い動物に大きな手術を行うようなことは致しません。 抗がん剤を使う場合も動物の状態とご家族の意思を尊重しながら、副作用の出ない量から始めていきます。 積極的ながん治療を行うか否かの判断は、ご家族が決めることになりますから、 一番大切なのは病気に向かう家族の気持ちだと考えています。 がん治療にはたった一つの正解はありません。 その子にとって最善の治療はいつも違います。動物にとって何ができるのかを一緒に話し合い、考えながら治療を進めます。 動物の治癒力をご家族と獣医師、みんなの力で支えてあげるのが治療だと考えていま
す。 なお、がんの診断と治療には時間がかかりますので、できれば事前にご連絡をください。必要に応じて予約診療とさせていただくことがあります。また、ご家族の意見をきちんとお聞きしたいため、みなさんで来院することをお勧めします。

緩和ケアについて

 病気による痛みや不快感などを軽くしたり、取り除くケアのことを 『緩和ケア Palliative Care(パリエイティブケア)』と呼び、最近、注目されています。 当院では、依然から病気のペットが持つ 『痛み』を軽減させるという点に強く注目しています。激しい痛みを和らげる、呼吸の苦しみを和らげる、治療による副作用を和らげる、激しい痒みを和らげる、などがあり、ペットの飼主・家族の不安を和らげるためのカウンセリングもこれに含まれます。 従来は、終末治療の中での位置付けでしたが、当院では早期から適切にをモットーに、日常の診療の中に早くから取り入れております。

リンパ腫

肥満細胞腫

犬の乳腺腫瘍

猫の乳腺腫瘍

がん患者へのケアについて

疼痛管理について

DCがんワクチン
(樹状細胞ワクチン療法)

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